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医療レーザー脱毛の基礎知識

レーザー脱毛のしくみ

レーザー脱毛は、レーザーでムダ毛を焼き切ってしまう脱毛法です。
予め剃毛により生えている毛の上の方を剃っておき、レーザーが毛根にあたりやすくして行います。レーザーにより毛根が破壊された毛は自然と抜け落ちます。

【レーザー脱毛のイメージ】
毛周期

毛や皮膚には熱緩和時間というのがあって、レーザーを当てているにも関わらず冷めてしまうフェーズ(段階)があります。

この暖まったり冷めたりを繰り返しながら、毛は焼かれていきます。

皮膚にダメージを与えずに毛だけを焼き切ってしまうには、発光時間が長く、エネルギーの大きいレーザーが必要です。この条件を満たすレーザー機器が医療レーザー脱毛器なのです。
一口に毛といっても、脇の下のような普通毛や顔やうなじなどに生えている産毛、男性のヒゲや陰毛のような剛毛など、毛の太さや色の濃さははそれぞれ違います。

そのため、効率的に脱毛を行うには、毛の種類によって医療レーザー脱毛機を使い分ける必要があります。

毛が生え替わるしくみ(毛周期)

毛の構造
毛の構造

毛は、毛球の毛母細胞が角化して作られています。

毛球は、毛根部の下部にあって、球根状の膨らみをもっています。毛球部の底は凹んでいて、その中央に毛乳頭が入り込んでいます。

毛根の毛球部は、最初は浅い位置にしますが、徐々に深い位置に移動し、太い毛になっていきます。 ある期間を過ぎると毛球部は萎縮し、毛が抜けて落ちてしまいます。そして、しばらく休止期に入ります。このサイクルが毛周期です。

各部の毛によってその期間は異なります。たとえば頭髪では2〜5年に1回生え替わり、1日0.5mmの速度で毛は成長します。わき毛は3〜6ヶ月に1回生え替わり、1日0.1mmの速度で成長します。

髪の毛がほかの毛に比べて早く伸びるのは、この毛周期の違いによるものです。


【毛周期の模式図】
毛周期の模式図
【毛の生え替わりの模式図】
毛の生え替わりの模式図

医療レーザーで脱毛するしくみ

毛包には、通常1〜3個の毛根があり、成長期には1〜3本の毛を生やします。

その間、他の毛根は休止期にあり、そこはメラニンの無い白い状態になっています。

毛根に医療レーザーが当たると、成長期の黒い毛根は焼かれてしまいますが、休止期の白い毛根は影響を受けません。しばらくすると、この休止期だった毛根が成長期に変わり、そこから毛が生えてきます。

そのため、永久脱毛を希望する場合には一定の期間を開けて医療レーザーを繰り返し照射します。

毛には毛周期というのがあり、1つの毛穴には複数の毛根があります。医療レーザー脱毛は、毛の生えている時にしか脱毛きません。そのため、毛周期に併せて5〜6回の施術が必要となります
毛には毛周期というのがあり、1つの毛穴には複数の毛根があります。
医療レーザー脱毛は、毛の生えている時にしか脱毛きません。
そのため、毛周期に併せて約5〜6回の施術が必要となります。
(部位や個人差により施術回数は異なります)

アレキサンドライトレーザーとは

酒井形成外科で使用している医療用レーザー脱毛器 LPIR アポジーエリート
酒井形成外科で使用している医療用レーザー脱毛器 LPIR アポジーエリート

アレキサンドライトという宝石を用いて755nm(ナノメートル)という波長を出し、メラニンに反応させます。

アレキサンドライトレーザーには、Qスイッチとロングパルス、ノーマルパルスの3種類があります。

医療用レーザー脱毛器LPIRで使用されているアレキサンドライトレーザーは、メラニンの吸収が良いため、浅い毛根(軟毛〜普通毛)の脱毛に用いられます。

脱毛に使うロングパルスとは

毛の構造
LPIRでは毛乳頭まで焼くことができます

ロングパルスは、近赤外線といって、メラニン(黒色・茶色の色素) だけに反応する波長のレーザーを使用したものです。

レーザーを照射すると、レーザーエネルギーは表皮を通して毛根に集中的・瞬間的に高熱を発生させ、毛根に接している毛包や毛乳頭(もうにゅうとう)を焼くことができます。
ただし、メラニンは毛根だけではなく皮膚全体に散在しています。

毛根付近以外のメラニン温度を上昇させることなく、効率的に毛根のメラニンを焼くには、レーザー光線の発光時間が10/1000秒(10ms)以上必要になり、これをロングパルスといいます。


ロングパルス Nd-YAGレーザーの特色

ロングパルス Nd-YAGレーザーは、アレキサンドライトレーザー(755nm)よりも長い波長(1064nm)のレーザーです。

剛毛は、軟毛に比べ毛根が深いところにあります。
そのためアレキサンドライトレーザーを使用した短い波長では毛根部位まで到達することができません。表皮のメラニンや毛の一部に反応してしまい、肌にダメージを与えたり、火傷の原因になったりします。

一方、ロングパルスNd-YAGレーザーは、波長が長いため皮下浸透力が深くなり、肌に与えるダメージを軽減することができます。
日焼けした肌や色素沈着のある部位でも、皮膚表面のメラニンに対する反応が弱く、安全性が高いとされています。
また、深部にまでレーザーが到達するため、酒井形成外科では、ビキニライン(Vライン)、性器周辺(Iライン)、肛門周り(Oライン)、男性のヒゲなど色素が濃い部分や太い毛の脱毛に、ロングパルスNd-YAGレーザーを使用しています。

ダイオードレーザーと比較して、Nd-YAGレーザーの照射は、ポップアップ(照射直後に毛が飛び出る現象)が多いため、毛のう炎のリスクが少なくなります。

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